2016年11月08日

【映画】君の名はを見てきた感想(ネタバレあるかも)

こんにちは。新海誠監督のアニメ映画「君の名は」を見てきました。

もう観る人は観ちゃっているだろうけど、逆にこれから見る人が少ない書きやすい。

なんとなく、時間をまたいで悲劇を救うのは、「時をかける少女」みたいな話かなーと思って観に行きました。

実は違いましたが。

いくつか観てきた感想を。以下、ネタバレ注意です。



科学考証がどうのとか言われそうですよね。地球上の同じ場所に彗星が降ってくるとかありえないって。

軌道の図も間違っていると。

1000年周期で降ってくるティアマト彗星なんてこの頃には来ないって

でもこの作品はSFっぽいけど、実はファンタジーだから?ああいう描き方なんだろうなと思います。

そもそも、人格入れ替わりものだし、それも3年の時差があるなんて科学じゃないですよ。

ストーリー優先が見事なまでに貫かれていると。そこが見ていて気持ち良いし、感情移入できるのはそこですよ。

細部にあまりこだわると、この作品の良さは粉々になってしまいます(笑)

たとえば、俺が思ったのは、新幹線で三葉が上京する時に東海道新幹線だと思うけど、東京タワーの映り方が本当は上りなのに下りの新幹線から見た動き方ではないかとか、ふと思ったけど、どうでもいいような気もします。(爆)俺の間違いかもしれないし。

いや、科学考証を主張するのは悪いとは言いませんし、その権利はみんなに十分あると思いますが。

だって、ゴジラなんていないんだと言ったら、そもそもゴジラの映画は成り立たない、みたいな、そこまでは言わないけどさ。

どこまで科学や時代の考証をうまくするか、逆に大雑把にするかは微妙ですけどね。

まあ、周期彗星の楕円軌道の焦点に太陽が来ないんでしょ。見たらすぐにわかるけど、本筋とは関係ないかな。

もし、彗星が降ってくるのをあまりに忠実に書いて危機をあおると、それはそれで不安です。

(※いや、たぶん、少しだけ科学考証すればそこは直るって言いたいのはわかるんだけど




絵がかなりきれい。CGや写真のような細密さを持つアニメ画。

今の時代、CGで描いているからなのでしょうが、本当にリアルできれい。

風景や部屋の中、東京の描き方とか本当にすごい。

僕も東京が好きで、憧れるのですが、たぶん実際に暮らしている人より数段よく見えているのだと思います。

電車とか、ビルが林立して、人が本当に多い、それでいてなんとかやっていて…。

それだけじゃなくて、落ち葉が水に浮いていたり、彗星の破片の衝突シーンもとてもきれい。

もし実際に彗星の衝突があったとしても、ロシアに落ちた隕石みたいな感じだと思います。

ぴかっと光って一直線に斜めからすごい速さで落ちてくるのだと。

作品だと、雲をまたいでゆっくり落ちてくるけど。

新海監督は実物よりきれいに表現する描き方が上手いのではないだろうか?



実は岡田斗司夫氏の評を読んで観に行きたくなったわけなんです。

作品では糸を結ぶ、あるいは惹きあいつながる、というのが一つのテーマらしい。

だから、彗星も千年前に落ちた彗星と惹かれあって落ちてきた、というのが隠されているのではないかと。

隠れた設定も多そうです。

岡田氏が言うには、三葉の母も祖母も、入れ替わりのことをわかっているのだろうと。

確かに、おばあさんの台詞が「夢を見とる」とかわかって言っていますよね。

で、彗星が衝突する前の結果は新聞で偶然の避難訓練で助かったというもので、

なぜ父が納得したかというと、おそらく三葉のお母さんとお父さんもそういうことがあったのでは?と。

この辺の話を聞いて、観に行きたくなったんですよ。

まあ、その辺は全然出てこないのですが、その説を見ると、うーむなるほど、と観たくなりました。

設定の証拠はないんですが、そう言われたら否定するより肯定したい。




混乱しそうで、ギリギリしない(笑)

入れ替わって、どっちがどっちだか、わからなそうでわかる。

ただ、その場合にも「えーと三葉だけど、今は滝で、設定では…」

って考える暇を与えないので、ちょっと自信がないですが。

どの時間に誰がどう振る舞っているのか、よく表現されているなあと思いました。

混乱しそうなのに観やすいのは筋立てがいいのでは。




感想をネットで見ると、なんで泣くの?と書かれている。

いや、俺は主人公達の健気さに泣けます。純粋さに泣きました。

他人に言っても理解されない人格入れ替わりの中。

大勢の命を救う、悲劇を救う、相手を救う。

相手を探し求めるためにお互い、旅行してまで。

ただ、恋愛感情になるのが「ん?なんで」と思ったのですが。




とにかく観ていてさわやかです。

惹きこまれました。

むしろ上映直前の他の映画の広告とかが腹立たしい。

いや、それはどうでもいいけど。

純朴すぎるくらい純朴な設定で、ぐいぐい引っ張られる。

だからと言って、主人公たちは有名なヒロインやヒーローっぽくない。

つまり、スーパーマンじゃなく一般人。でも一生懸命感ある。



僕はあまり映画観に行かないのですが、「君の名は」はよかったです。

心にビンビン刺さってきました。

目を泣き腫らすと、ストレスが消えていくようなそんな感じでした。

※彗星があんな地球近接の軌道とって、月軌道より内側にくれば、千年の周期は乱れだろうとか、事前にコマの分裂が分からないはずがないとか、いろいろ瞬間的に考えるんですよ。でも、岡田氏の「彗星と彗星が呼び合っている」みたいな解釈の方がなにかいい気がしたんですよ。

※2016年11月8日18時50分頃、加筆、一部修正しました。
posted by しゅうにゃん at 16:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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